- カテゴリー
- コラム
- タグ
ビジネスでメールを利用する場面は多く、世の中には様々なメールサービスが存在しています。
適切なメールサービスを選ぶことは、企業の業務効率や情報管理において非常に重要ですが、サービス数が多く、傍目には大差が無いように見えるために、
どのメールサービスを選べばいいの?
そもそも、ビジネスメールに必要な機能って何?
…などと悩まれている方も多いかと思います。
本記事ではZoho社のメールサービス「Zoho Mail」をピックアップし、基本機能と特徴を詳しく解説します!
1.Zoho Mailとは? サービスの概要について
高度なセキュリティ
Zoho Mailの最大の特長は、セキュリティの高さにあります。
データの暗号化や二段階認証といった高度なセキュリティ機能が備わっているほか、強力なスパムフィルタリングがあるため、迷惑メールやフィッシング攻撃からもユーザーをしっかりと保護してくれます。
また、大容量のファイルを安全に管理・共有できるクラウドストレージ機能もあるため、効率的に業務を行えます。
広告無しの操作画面
Zoho Mailの画面には広告が一切表示されないため、煩わしい広告に邪魔されることなく集中して業務に取り組めます。
多機能な統合ツール
Zoho Mailはメール機能のみにとどまらず、カレンダー、タスク管理、メモ、連絡先管理といった多様なツールとシームレスに統合されています。
このシームレスさは、主要なビジネス向けメールサービスの「Gmail(Google Workspace)」や「Exchange Online(Microsoft365)」にはない、Zoho Mailならではの優れた機能です。
例えば、ビジネスメールでは打ち合わせ日時を遣り取りすることがあります。
メールで日時を確定した後は、その予定を忘れないようブラウザの別タブでGoogleカレンダーなどを開いて予定を登録する流れが多いですが、Zoho Mailではメール本文を選択するだけで同一画面上にカレンダー登録画面を立ち上げることができます。
選択した文字を予定件名としてカレンダー登録画面を起動
上記と同様の操作で、メールからタスク登録もシームレスに行えます。
また、Zohoサービスだけでなく、Zoho以外のサービスと連携する拡張機能も多数用意されています。
他のメールサービスとの違い
Zoho Mailは、前述の通り競合サービスと比べて高い柔軟性とカスタマイズ性を提供しています。
特に中小企業向けの機能が充実しており、料金プランも複数用意されています。
チームコラボレーションツールやファイル共有機能も統合されているため、一般的なメールサービスの枠を超え、業務効率の向上が期待できます。
2.Zoho Mailの基本機能と料金プラン
基本機能
Zoho Mailの基本機能には、@zoho.comドメインでのメールアカウント作成、独自ドメイン(自社専用ドメイン)によるブランド化、POP・IMAP両方利用可能、強力なスパムフィルタリング、カレンダー、タスク管理機能などが含まれます。
また、マルチデバイスにも対応(モバイル用アプリ)しており、リアルタイムで同期するため、外出先でも業務を行えます。
メールボックスのストレージ(保存容量)はプランによって異なりますが、十分な容量が提供されています。
機能についてより詳しくお知りになりたい方は、Zoho Mailのヘルプサイトをご確認ください。
料金プランの比較と選び方
Zoho Mailは、無料プランから始まり、ビジネス向けの有料プランまで複数の料金プランが用意されています。
無料プラン
無料プランでは基本的な機能が利用可能ですが、ストレージや企業向け機能は制限があります。
ビジネス用のクラウドメールとしてZoho Mailをメイン利用するならば、導入前の試用には使えますが、実務利用には向きません。
最大5ユーザーまでしか追加できない点にも注意が必要です。
有料プラン
有料プランは、無料プランよりも容量、ユーザー管理の柔軟性、セキュリティ機能が強化されています。
2024年10月現在、LITE・PREMIUM・WORKSPACEの3つのプランが展開されています。
LITEとPREMIUMの相違点に1ユーザーあたりの使用可能容量の違いがありますが、すでにBOXなどのクラウドストレージを利用している場合や重たいファイルをメールでやり取りするケースが少ない場合は、容量はあまり気にしなくても大丈夫です。
メールで遣り取りする情報の機密性が高い場合は、S/MIME(メールのセキュリティをより強固にする規格)が使えるPREMIUMプランがおすすめです。
料金表(税別)
永久無料プラン | MAIL LITE | MAIL PREMIUM | WORKSPACE | |
---|---|---|---|---|
1ユーザーあたりの月額(年払い) | 0円 | 1)120円 2)150円 | 480円 | 360円~ |
1ユーザーあたりの利用可能容量 | 5GB | 1)5GB 2)10GB | 50GB | 30GB~ |
添付ファイルサイズ上限 | 25MB | 250MB※1 | 1GB※1 | 500MB~ |
※1:添付ファイルをリンクとしてアップロードし、アクセス権限を設定できます
料金プランについてより詳しくお知りになりたい方は、ZohoMailのヘルプサイトをご確認ください。
3.Zoho Mailの活用方法
Zoho Mailは、他のZohoアプリケーションと併用することにより、業務効率を大幅に改善できます。
たとえば、営業チームがZoho CRMと連動させて顧客とのやり取りを管理したり、Zoho Docsでのファイル共有が簡単に行えます。
船井総研オリジナル拡張機能 :反響メール自動取込
問い合わせフォームなどからの
メールの件名や本文情報を
Zoho CRMに自動取込
ZohoCRMの任意項目に
自動登録
(既存データの上書きも可能)
メール受信時に取り込むため
手間なく最新情報を管理・利用可能
船井総研ではZoho Mailをさらに便利にするオリジナル拡張機能「反響メール自動取込機能」を提供しています。
本機能では、Zoho Mailに届いたメールを自動でZoho CRMに取り込み、データを自動で追加・管理できます。
自動取込によって手入力時の記入漏れやミスを防ぐことができ、整理されたデータベースにより、営業やマーケティングの分析作業が迅速に行えるようになります。
まとめ:Zoho Mailで業務効率化を実現!
Zoho Mailは、高いセキュリティと豊富な機能を兼ね備えたメールサービスです。
船井総研の業種別ソリューション「グロースクラウド」とともに導入していただきますと、ZohoMailの設定のお手伝いもいたします。また、メール反響自動取込機能など独自の拡張機能もご利用いただけますので、さらなる業務の効率化を図れます。
ご興味のある方は、船井総研にお気軽にお問い合わせください!
船井総研はZohoの認定パートナーです!
船井総研では、コンサルティング会社として中小・中堅企業様をご支援する中で、
Zohoを利用した業務改善も多数行っています。
「社内の業務をDXしたいけど何から手を付けたら良いかかわからない」
「Zohoと他サービスの違いを詳しく教えてほしい」
「Zoho導入に際しての費用やスケジュール感を聞きたい」
「他社がどのようにZohoを活用しているのか具体的な事例を知りたい」
など、ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください!